2023/03/06

代表質問、質疑応答①

 このプログには、1問目を  月 日にアップしたのですが、その中から、質疑応答を少しづつ報告していきます。

 市議会HPでは録画放映しています。こちら

会議録もアップされますので、全文はここからご覧ください。


3月当初予算関連の審査では、財政問題、税金の使い方、これでいいのか、という問題意識もって質疑しました。


相模原市の財政状況は、令和元年からの「剰余金」の推移をみると、

  令和元年  約88億円

   2年度  約100億円

   3年度   約247億円

となっています。

 (剰余金=歳入ー歳出ー翌年度に繰り越すお金)

  (この中から、財政調整基金に2分の1,市債返還に回していくなど財政法上のルール    がある)


 4年度はまだ決算をうっていませんので、明確な数字は出ていませんが、市の見込みでは、同じようなレベルの剰余金が「見込まれています。

市の5年度の財政調整基金の見込みの数字でも、少しダウンするかもしれませんが一定数の黒字、「剰余金」を見込んでいるようです。


 この今現在の「黒字」をどう施策に生かしていくか、です。

借金返済が優先だろうか、という点です。


令和4年度 補正予算(第13号)について

 本市の市債残高について 

   令和3年度末市債残高 2694億円

   令和4年度末市債残高 2636億円

        3年ー4年= 58億円   

この3月の「先行償還」で33億円を加えて、1年間で先行償還を58億円するということです。(3月17日 本会議で、最終採決です。)

  

財政に余裕があるのだから、借金返済を先行的にやるのは、いいのでは?

ということになるのでしょうか、皆様はどうおかんがえでしょうか?


本市の財政状況は、財政規模は最下位か、2,3番目レベル

市民一人当たりの市債残高状況は、20政令市中、下から(少ない方から)3番目

 (令和2年度決算、現時点では、これが最新情報ー市答弁)


この実態を見たとき、

学校現場、や保育所現場の苦難、教員が足りない、保育士が足りないなど、

未来を作る子ども達や若者、高齢者や障害を持つ人の尊厳が守られ、安心して暮らしていけるまちづくりに適切に投入されるべきではないかと考えます。