議会が終わり、市民との対話や相談を続けています。
スーパー前で議会報告を続けていた時に相談を受けたAさんに、久しぶりに
お電話をしました。相談の件のその後の状況もお聞きしたかったので。
3~4年前、お話していた時は、元校長先生のAさんは、お年の割に
はつらつとしておられ、お住まいのマンションのことでのトラブル解決のまとめ役的な
立場で奮闘しているようでした。
その後、コロナもあり、街頭での宣伝も自粛したりして、お会いすることがなかったのですが、街宣再開しても、その後、お会いすることもなく、久しぶりの電話でした。
家庭の状況が大きく変わっていて、連れ合いさんの施設入所、そしてご自身も施設入所、
更に、一人息子さんが突然の病気で働けなくなり、障がいを持つ身になってしまったと。
言葉も過去のように、はきはきとしていなくて、どこか、体の調子が悪い風情です。
Aさんは、「相談に行きたいと思っていました、でも忙しい時期でしょうから」と遠慮されていたようです。
ご自身で努力されてきて、行政サービスにつながっている部分もあるようですが、
言葉もたどたどしいので、心配です。
スーパー前で話しかけて下って、何回か、近況の話を聞いたりしたことがあり、
電話なども教えてくださったので、こちらから電話がかけることができた方ですが、
住所変更をしたとのことで、お聞きしたら、近所のようですので、
時間を見てお伺いしてみようと思います。
高齢になって、病気、入院、入所、障がい、それに伴う金銭的負担に不安にさらされる、
本当に一人ひとりのいのちと健康、最優先の社会になっていないこと痛感します。
他人事ではないことです。
議員として
様々な相談を受けるからこそ、知る「貧困と格差」の現実。
「個人の尊厳」、誰もが人として生まれ、個性と能力が発揮できる社会へ。
今、隙間時間で「未来の大分岐」、マルクス・ガブリエル マイケル・ハート
ポール・メイソン 斎藤幸平編を少しづつ読み進めています。
「資本主義‣終焉期の矛盾を吹き飛ばす快著」の帯に惹かれ購入しました
目の前に起きる格差、貧困、から人類の希望ある未来へと向かいたい。