2022/09/23

相模原市議会議長、国葬出席、突然の表明!

 今日の神奈川新聞23面左に大きく報じられています。

 現在議会は、9月定例会議中で、26日~30日最終日まで、一般質問、委員長報告、

 討論、採決、という日程です。

 27日が国葬で、議会一般質問中です。

 答弁する立場の市長は、「議会中なので、国葬は欠席する」と、早々に表明していました。(9月1日 日本共産党羽生田議員の代表質問への答弁)

 

 議長には、国葬の「案内状」は12日に届いていたようですが、出席意向をしめしたのは、

21日、そして各会派へその旨を議会局長が伝えたという流れです。

議員に議会局長から議長が国葬出席の意向であることを伝えられたのは、22日です。


 議長は議会開会の招集権を持ってして、公平中立な立場で、円滑な議会運営に責任を

持つ立場にあります。

ご本人の出席に至る考えはこれまで議会には一斉示されてきませんでした。

今日の神奈川新聞紙上で初めて、です。

記事では、議長は国葬出席の理由を

「国からの案内を重く受け止めたい」

「市議会の代表として出席を決めた」

「弔意を示したいという思いもあった」

「(出席は)議長権限での判断なので、特段、議会に対しては、お話しする必要はないと思った」


議長が不在となると、副議長(公明党 加藤議員)

が議長代理を行うことになるのですが、その副議長のコメントは、

「議会開催の責任者である議長が欠席するというのは、適切ではない、国葬出席は控えるべきと議長にお伝えした」と。

相当憤慨しています。

議長・副議長の「相談」ではなく、通告だったのでしょうか。

各会派からもコメントが。

私は当庁していましたが、神奈川新聞取材時は所要で、控室を離席していました。


自民党は、「議長が公務で出席するのは、珍しい話ではない」「行くは当然」

国民に大きな分断を生んでいる国葬問題、各社世論調査でもすでに過半数が反対となっています。


相模原市の議長が「公費」=市民の税金で、議会の代表として出席する?

議長権限での判断で、話す必要はない!と?


国民の思い、市民の思いへの配慮もないし、

市長が議会中なので、政令市で唯一欠席との決断をしたのに!

議会も分断、市民からも批判の声が上がっています。


「公務」というのは、市民の代表、議会の代表ってことになりますが、

このことを賛同できない会派、市民の思いへの全く感じられません。


今からでも思い直してほしいです。