私の所属の総務常任委員会が5,6日と2日間にわたって行われました。
条例改正議案については、地方公務員法改正に伴う条例改正と、育児休業に関する条例改正等3本で、いづれも
賛成総員でした。
定年延長によるもので、フルタイム、現職時と同じ勤務日、時間ですが、給与が60歳時の給与の7割、公務員の給与は均衡の原則に立つことや、現行の再任用制度よりは一定の改善でもあるとも思われること、事前の市の退職予定の職員へのアンケートでは時短勤務希望が3割から4割、定年延長が6割、退職が1割とのこと、自分で選択できる、仕組です。
職場環境とし、現行職場の必要な環境改善を図り、培った経験をさらに十分にお発揮できるポテンシャルを維持できる環境の取り組みを求めました。
非常勤職員の育児休業の内容で歓迎できるものです。
公務労働の場での非常勤職員の数、比率も高くなっていることから、若い世代が「安心して希望するだけ」出産育児できる体制、環境が必要です。
育児休業中の給与について質したところ、180日間は67%、180日間から2年までは60%、2歳以上は0%
とのこと。少子化は深刻に進展している時ですから、課題意識をもって、育児休業制度の内実を充実させることが必要です。
共産党は正規雇用、正社員が当たり前の社会を、というで選挙スローガンですが、社会の前進も「一歩一歩」。賛成しました。
次の補正予算では、基金全体のについて、「決算審査意見書」のP95の「財産に関する調書」で、
年度末現在(令和3年度)と前年度比較で115億6千万円の増加となっていることに関し、 質問しました。
増加分の115億円6千万円の主な内訳は
財政債調整基金 80億円増
減債基金 7億円増
国保調整基(新新規) 20億円
まち・人・しごと創生基金 5億8千万円 等
これって、すごくないですか、
令和3年度は「赤字・赤字」と市民、子ども向けに漫画まで出して徹底的に説明会や周知努力を重ねながら、じつは、247億円の決算剰余、じつは基金は1年間で115億円増でした。という結果です。
ところが、
決算剰余金 247億円+基金増 115億円 合計362億円!
令和3年度は、
局内予算はマイナス19%シーリングで「無駄を削る」を徹底し当初予算編成され、32億円の削減効果(6月議会での答弁)となったのです。
令和3年度決算で合計362億円の余裕があった、ということ?
令和4年の、この9月補正では、「「公共施設保全基金」に20億円増額補正しました。
後年度必要になる経費ですから基金に積み立て、財源保障することはことは妥当と思いますが、20億円の内訳は
特定天井改修にかかるるものが5億円、
今後の公共施設の長寿強化対応を図りながらの財源として15億円と
のことでした。
それにしても、2年度末まではこの基金、5憶5千万円にすぎず、今回一気に15億円増加させることになります。
令和2年度何故、その程度の残高の基金だったのか、質すと、改修工事等はすべて基金だけで行うのではなく、有利な特定財源を活用しながらやっているから、とのこと、すべてが一般財源で行うということではないので、いまのところ、その程度でも、まずはよろしい、ということらしいらしい。
ということは、すべて公共施設の改修改築、修繕等は全額一般財源でなくていいわけですから、全体見通しと必要な財源、基金額の適切な数字をきちんと試算すべきです。一遍に改修修繕するわけでもないので、多額をいっぺんに基金積み立てすることもないわけです。
以上、続きは委員会報告②で行います