市民の生活相談は、電話だけのこと、対面してのこと、
内容や状況によりますが、
コロナ禍の時、感染対策も取りながら、
できるだけ、対面します。内容が複雑、困難であれば、あるほど。
高齢者など足の不自由、移動困難な方の場合は訪問して話を
伺うこともあります。多くはありませんが。
この間連続して高齢者の相談をうけました。
同じ方です。
同じ話を繰り返しますが、じっと聞きます。
聞くうちに、だんだん、顔色、声色が元気がでて、笑顔まで
出るときがあります。
相談内容はまだ、なんの進展もないのに。
自分の昔話、自分が溌剌と活躍していたときと、今の歩行も
困難になっている自分の比較からどんどん落ち込んでいるのですが、
よくよく、考えれば、
自分の今は、客観的には、恵まれていること、
自分の気の持ちよう、的なところなんだと、
気が付く、感謝のl気持ちがわいてくるのです。
自分がどんどん話すなかで自覚できるように
なるのです。
対話、対面、
人間の「元気」は集団性にあるのかも。
京都大学総長(だった?今は?)山際教授のゴリラ研究の話は
いつも楽しい。
日々の動きのなかで、教授の話がふと思い出されることがあります。
だから、コロナは大変。
対面対話が遮断される、制限されるから。
ま、でも、未来永劫ではなく、終息があるのでしょうし、
歴史がこうした人類の経験から
どう動いていくのか・・
さて、出かけましょう。