2021/11/29

大規模事業評価委員会 第1回目 傍聴しました

 本日19時からの「令和3年度第1回相模原市大規模事業評価委員会」を傍聴しました。

傍聴者は2名。

委員は5名、公認会計士1名と4名が大学教授。

東京都立大学 2名、早稲田大学大学院、ものつくり大学

委員長は互選、ですが、今日初めて顔を合わせるので、事務局で推薦を、

という発言で、事務局が提案、了承という流れで、早稲田大学大学院教授が会長に。

事務局は、経営監理課とリニア駅周辺まちづくり課


で、今日の委員会の議事は、

「橋本駅周辺整備事業について」の

事業評価の実施に関する方針の評価の視点を検討、確定すること、

1人の委員から修正点が2点提案され、採用となり、2か所の修正に。

視点の追加はありませんでした。


事業の内容は、11月1日に市HPや広報にもお知らせがありましたが、3つの事業

①土地区画整理事業

②街路事業

③自由通路整備事業

計画期間は令和4年から令和15年(予定)

*ただし、令和9年をめどに必要となる都市基盤は先行して整備する、と。

(リニア開業年度が9年なので)

*スケジュールは令和4年度 都市計画決定

*令和5年度事業認可

*令和5年度 から順次事業着手


概算事業費は約364億円、(国費105億円、市費 249億円 その他 10億円)

 (その他10億円はなんですか?という質問があり、区画整理事業の中での保留地処分金を生み出していきたい、との答弁あり)

 大規模事業ほど、事業費の狂いが生じるもの。大丈夫かな。この数字


Q&Aで進んでいきましたが、「事業の採算性とは、どんなイメージか?」

これに対する答弁が、????

この辺、肝心な質問で、どんな答えなのか、気にしていたのですが、聞き取りにくく

???

後ろの席での傍聴なので、ところどころ、聞き取りにくい。


市費249億円も投入する見通しなのだから、当然市財政に貢献する費用対効果、

経済波及効果を期待するのではと思うのですが、議論ではなく、Q&Aなので、

理解、納得で、次々と進んでいく。

気になった点は、何回か、「収益を伴うものではない」と答えていたように思いますが、???


傍聴というのは、流れの一つ一つがちゃんと理解されてこそ、会議体の

評価ができるものなので、今後出される会議録にどれだけ正確、詳細に記されるか、

という点が気になります。


ともかく、こうした大規模事業に対し、ゴーサインとなる、意思決定に重要なポイントとなる、事業評価、都市計画決定は重大な責任。

これらの意思決定が確定となると、あとは事業課では事業期間内で順調に進捗していくことだけが、目的となっていきます。A&Aのあの失政の出発点となった都市計画決定の意思決定。

リニアに関連しての広域交流拠点整備計画の一番大事な部分、会議体だと思い、

傍聴しました。


次は来年の第2回目開催の予定です。

委員のなかで、京王線駅の移設に関することは全く、ふれられませんでした。

誰か、一人でも事業費に何故いれこまないのか、いつ頃のことなのか、

費用分担はどの程度が想定されるのか、議論の場ではないので、質問もないのかもしれませんが、「この費用が入らない概算事業費」で、採算性とか、経済性とか、費用対効果とか、

どうして判定できるのでしょうか。

会議は1時間で滞りなく、終了。


今日は早朝に目覚め、1時間近くの運動をしましたので、少々疲れがでてきましたが、傍聴中は、頭クリアでした。


明日の準備もあるので、この辺で。