本日19時からの「令和3年度第1回相模原市大規模事業評価委員会」を傍聴しました。
傍聴者は2名。
委員は5名、公認会計士1名と4名が大学教授。
東京都立大学 2名、早稲田大学大学院、ものつくり大学
委員長は互選、ですが、今日初めて顔を合わせるので、事務局で推薦を、
という発言で、事務局が提案、了承という流れで、早稲田大学大学院教授が会長に。
事務局は、経営監理課とリニア駅周辺まちづくり課
で、今日の委員会の議事は、
「橋本駅周辺整備事業について」の
事業評価の実施に関する方針の評価の視点を検討、確定すること、
1人の委員から修正点が2点提案され、採用となり、2か所の修正に。
視点の追加はありませんでした。
事業の内容は、11月1日に市HPや広報にもお知らせがありましたが、3つの事業
①土地区画整理事業
②街路事業
③自由通路整備事業
計画期間は令和4年から令和15年(予定)
*ただし、令和9年をめどに必要となる都市基盤は先行して整備する、と。
(リニア開業年度が9年なので)
*スケジュールは令和4年度 都市計画決定
*令和5年度事業認可
*令和5年度 から順次事業着手
概算事業費は約364億円、(国費105億円、市費 249億円 その他 10億円)
(その他10億円はなんですか?という質問があり、区画整理事業の中での保留地処分金を生み出していきたい、との答弁あり)
大規模事業ほど、事業費の狂いが生じるもの。大丈夫かな。この数字
Q&Aで進んでいきましたが、「事業の採算性とは、どんなイメージか?」
これに対する答弁が、????
この辺、肝心な質問で、どんな答えなのか、気にしていたのですが、聞き取りにくく
???
後ろの席での傍聴なので、ところどころ、聞き取りにくい。
市費249億円も投入する見通しなのだから、当然市財政に貢献する費用対効果、
経済波及効果を期待するのではと思うのですが、議論ではなく、Q&Aなので、
理解、納得で、次々と進んでいく。
気になった点は、何回か、「収益を伴うものではない」と答えていたように思いますが、???
傍聴というのは、流れの一つ一つがちゃんと理解されてこそ、会議体の
評価ができるものなので、今後出される会議録にどれだけ正確、詳細に記されるか、
という点が気になります。
ともかく、こうした大規模事業に対し、ゴーサインとなる、意思決定に重要なポイントとなる、事業評価、都市計画決定は重大な責任。
これらの意思決定が確定となると、あとは事業課では事業期間内で順調に進捗していくことだけが、目的となっていきます。A&Aのあの失政の出発点となった都市計画決定の意思決定。
リニアに関連しての広域交流拠点整備計画の一番大事な部分、会議体だと思い、
傍聴しました。
次は来年の第2回目開催の予定です。
委員のなかで、京王線駅の移設に関することは全く、ふれられませんでした。
誰か、一人でも事業費に何故いれこまないのか、いつ頃のことなのか、
費用分担はどの程度が想定されるのか、議論の場ではないので、質問もないのかもしれませんが、「この費用が入らない概算事業費」で、採算性とか、経済性とか、費用対効果とか、
どうして判定できるのでしょうか。
会議は1時間で滞りなく、終了。
今日は早朝に目覚め、1時間近くの運動をしましたので、少々疲れがでてきましたが、傍聴中は、頭クリアでした。
明日の準備もあるので、この辺で。