2021/10/27

市民説明会 「相模原市行財政構造改革プラン」 南区グリーンホール

 本日午後6時~8時までの2時間、グリーンホール大ホールで

「相模原市行財政構造改革プラン」の「市民説明会」が行われました。

経費として

資料等諸費用として、300万円補正予算計上され、市民説明会は南区、中央区、各1回

緑区は2回、2時間予定で行われるものです。

 今日は、大ホールにも関わらず、約100名程度でしょうか。

市職員の方も一定数みられましたので、市民の方はどのくらい参加だったでしょうか。

周知に間がなかったことや、時間帯、平日であることなど、市民の関心(?)など様々な要因があると思います。

一応予約受付となっていましたので(空きがあるので、当日参加もOKとなったようです)、市民の参加がどの程度なのかは、判明できると思われますが、6時からとなると、現役の方は参加しにくいし、高齢者は夜は出かけるには躊躇する方も多いので、厳しい時間設定です。

4月にプラン策定をしてから、コロナの感染爆発の時期もあり、説明会を開催することそのものが、感染防止上困難であったことは理解できることですが、市長が直接市民に説明する、という重要な意味合いをもつ説明会だけに、参加者があまりに少ないのでは。

市民の声を聴く、意見を伺う、理解をいただく、というのなら、改めて別の形を検討すべきかもしれません。

今日は第1回目、初めての説明会です。日本共産党市議団は3名参加し、市の説明、市民からの質問、意見、市の回答など、聞きました

 市は、改革プラン(案)に対する市民意見、パブリックコメントをいただいても、反映されることはほとんどなく、ほぼ当初の市のプラン(案)通りの内容で策定されましたが、この経過を見ても、こうした説明会で何か変更があるのか、どうしても不信が残ります。

「相模原市の財政が赤字、816億円の赤字解消のために財政の構造改革をしなければ」

「相模原市の単独扶助費は20市中3番目に高い」

など、改革プランや議会でのやり取り同様、市の考え方を述べておられましたが、市民が、議事録や録画でなく、市民の質問、意見、市の回答など、直接のやり取りができることは

 意義あることだとは思いましたが。

 11月の中央区の説明会を終えたところで、Q& Aをまとめたいと思います。

市民向け「漫画」も資料として配布されまさした(市のHPにも)が、

今年中に「子ども向け漫画」を発行、30数ページあるそうです。

市長いわく、「(子ども達が納税者になったとき)税金をおさめたくなるようなまちへ」

って・・・

こどもに漫画が手に取りやすい、わかりやすい、ということで、相模原市の財政が厳しい、

「痛みを伴う、改革を理解させたい」というのを漫画でお知らせする?

、本当にいかがなものかと思う。


税金は納めたいとか、納めたくないとかは選択の余地はないのです。

所得状況により、必ず納めなければならないもので、気持ちの点から

選択の余地はありません。故郷納税制度で、逃げていく市民があるかもしれない状況となっていますが。

今選挙でさかんにいわれている、「税の不公平」は、大企業・富裕層に優遇する税制にあるのであって、ここを正さない限り、高すぎる税に苦しんでいる圧倒的市民の生活の困窮や豊かさが及んできません。

まちが魅力があるかどうか、ハード面、ソフト面、評価の視点も様々なはず。  

今は財政が厳しい、大変。20年後はいいまちになるように、がまん、がまんしましょう

子どもは大人からの情報をそのまま受け入れていきます。


今後の説明会予定は

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