2019/12/19

横浜市がすべて正規の国保保険証発行へ

横浜市はこれまで、最大規模の国保滞納者への「短期保険証」、8月に交付の廃止、2016年度には医療機関窓口でいったん全額支払う「資格証明書」の発行も廃止するとのこと!

 国保滞納者へのペナルティとして、短期保険証、や資格証明書を発行してしていたワースト1の横浜市の大転換です。

 お金がないので、払いたくても払えない市民に、滞納したからと、いったん全額払え、という制裁措置は、命にかかわる重大な差別です。

 何故?やめたのか、

国は資格証発行の際には、機械的な運用を行うことなく、「保険料を納付できない特別な事情の有無を把握
するよう」通知を出していて、その通知通りに運用すると、多くの滞納者との接触、訪問など事務量が膨大になるため、機械的に発行してきたようですが、

その発行業務と発行後の対応に人手が取られることで、保険料滞納者への対応が十分におこなえなかった、から。発行したからといって、回収率が引きあがることもない、と。

担当者がこのように変わったのは、国会での質疑がきっかけ


1年間滞納したからといって、滞納者の特別な事情を確認することなく、資格証を交付することは想定していない」という保険局長の回答。
短期証の交付については、申し出のみが要件」なっど、
国の通達や事務連絡などにそって、見直したようです。

 本市の現時点での「状況」について、確認をしていきたいと思います。