午後6時からの相模原市環境評価審査会の傍聴をしました。
「(仮称)津久井農場計画」についての審議です。
審議委員は全て各専門分野の大学教授 15名
市のHPでも、審議の状況が公表されています
この事業そのもの、や環境問題での審議会の経過等は、
こちら
各専門分野からの環境に与える影響についての、意見が出されています。
どう考えても不思議な案件です。
そもそも、山の中に、膨大な残土を盛り土し、牧場をつくるため、道路を拡幅し、その道路を元に戻す(?)。
莫大な投資をして、何故農場=牧場(乳牛 100頭、育成牛 50頭、肥育牛 100頭)をおこなおうとするのか、収支採算性が撮れる事業とは、素人が考えても、
まったく理解できません。
この審議会は環境的にどのような影響があるのか、事業者の環境保護や維持の対応が適切であるかいなか、の審査ですので、経済性の点やその盛り土がどこからのものであるかは、対象ではないようです。
「その他」の項目です。
事業の採算性が最も気になるところです。
つまり、この五z業が維持できるのかどうか、途中で放り出すことはないかどうか、
実は、盛り土 残土活用が目的ではないか、など、疑念、不安が高まります。
この、「牧場」、聞くところによると、夜間は管理する人はいない、とか、
来年4月から「仮設防災工事」を始める計画なのに、
どこからの土砂かを、いまだ、事業者は回答しない。
事業者の回答は、「複数の事業者と構成中であるが、土質の安定性の観点からも可能であれば1箇所から搬入したい」
この事業者の回答内容でも、審議会としては、審議終了 回答了承です。
(判明したら、報告してください」という感じになるようです。
今日の審議会では、事業者の、有限会社佐藤ファームからの「補足資料」にもとづき、説明、質疑が行われました。
聞いたり、読んだりすると不思議 満載
先ず、「道路」
どうも市道市打線の拡幅工事を行う予定うのようです。
現在、歩道がない1車線の道路を3メートルの歩道を設置し、2車線にする拡幅工事をする、と。(それはそうでしょう。大型ダンプが通行するのですから)
道路管理者=相模原市と協議中のようです。
???なのは、この拡幅した道路が、
「一時的になるか、永続的になるかは市との調整結果によるが、現段階においては工事後には原状復帰するように指導を受けていると事業者が回答」の文言。
「原状復帰」って、「元に戻す」歩道がない1車線の道路に戻す?
で、拡幅工事は市との共同事業か、事業者が単独でやるものか、の委員の質問には、「事業者の費用負担のみで実施するものである」と。
奇々怪々。
閲覧資料では、工事スケジュールは2020年4月から仮設防災工事がスタート
覆土、補裁工事が2024年10月 工事完了 供用開始が令和6年!
この急な工事は何故?
ちなみに、JR東海のリニア駅、本年11月工事がスタート。
残土行き先は???? 聞いても教えていただけません。
この奇妙な偶然はなに?
ちなみに、資料では、工事車両台数をみると、
月間台数 工事スタート時は170台 ピーク時は、7860台
日最大数 スタート時 9台 ピーク時359台
対象事業実施区域 緑区長竹切通3824-1 20.50ha
あまりに不思議なことが、今度は緑区ですすもうとしている!