昨年12月福井県議会で採択された意見書です。
こちら
福井県は10年連続全国学力テスト日本一の県です。
学力日本一ではありません。
学力テスト日本一です。
そこでなにが起きているか、
「昨年3月に、中学2年生の男子生徒が自死
生徒は宿題の未提出などを理由に教員から立て続けに
強い失跡を受けていた」(「しんぶん赤旗」18年2月25日号)
意見書では、①過度の学力偏重は避ける ②教育施策を一律に強制し、
現場の負担感や硬直感を招くことがないよう改める ③多忙化を解消し、
余裕を持った現場にするため、教員の声に耳を傾け、県独自の学力テストなどを学校裁量に任せること、
など教育行政の根本的見直しを求めています。
相模原市は今当初予算で、新規事業として、
4800万円計上し、(一般財源)
「学力保障推進事業」を行うと提案されてきました。
内容は、① 学習支援員 小学校 20校のみに非常勤教員を配置
②「補習」(平日 放課後 12校「希望する児童」に
民間事業者 が行う 「民間事業者」が!
この事業は、小学2,3年生の内容を指導するものです。
算数・国語で、(学力テストがこの教科)
2,3年生で躓く児童が多いからだそうです。
何故、民間?
何故、教員自身で、全ての児童に基礎学力をつけられない?
何故、全校でない?小学校に入学して、もう2年生で、躓く?
根本的におかしい!
公教育の在り方、教員の誇り、生きがい、やりがいがこれで、維持できるのでしょうかね。
わかって楽しい授業をどれだけ準備、達成できるか、教員のだいご味のはず。
「学力」=「学力テスト」では、眞の教育とは言えない
そんな時に福井県の「意見書」の記事!
しんぶん赤旗には、福井県議会の自民党県議、総務教育常任委員長の写真、コメントも・・・。 一人の生徒の犠牲の上の、胸をうつ超党派の意見書。