3月補正予算NO2
年度最後の補正予算は、用地買戻し、特定目的基金への積み立て、
執行残の整理、継続費、繰越明許費、債務負担行為の補正です。
2017年度の決算は今年9月定例会で示されます。
補正額は22億6000万円。
国や県からの特定財源が△31億7500万円
市、一般財源が9億1500万円
特出すべき①
地方交付税 36億円増 (普通交付税)
説明では、「合併算定から一本算定にしたことで
増額になった」
特出すべき②
国庫支出金 △21億6100万円
内訳は、障害児者関係の増額がありますが、△
で、「申請したが、補助が付かないとか、内定が下がるとか、
国の補助金払いが当初予定通りではない、という事態のようです。
財政調整基金 △16億円
当初予算では、63億円 △16億円なので、 最終的には、47億円
特出すべき③
諸収入 △8億5600万円
内訳は、リニア中央新幹線地方協力受託収入 △3億4300万円
市はリニア工事関係での用地交渉等の「地方協力」をせざるを得 ない関係になっていますが、地権者との交渉が当初見込みよりも進んでいたようで、結果的執行上はこうした△補正になっています。
基金関係です。どんどん基金に積み上げています。全体を否定するものではありませんが、今後の大型公共事業への準備も進んでいると考えていいのでは思います。
公共施設保全等基金積立金 1億円
産業集積促進基金積立金 2億5000万円
都市交通施設整備基金積立金 6800万円
市街地整備基金積立金 4億5000万円
学校施設整備基金積立金 2億円
繰り越し明許は11件 (年度内完了が困難で1年間先延ばし)
麻溝台、新磯野第一整備地区土地区画整理事業特別会計
△9億7200万円
説明では、「国庫補助金の交付決定額や事業進捗を踏まえ、予算の減額をするもの」
そして、繰越明許として12億7600万円を設定
説明では、「関係機関等との協議に日時を要したため、年度内の完了が困難となったもの」