先日のことです。
朝です。近所の方で、犬の散歩中の高齢女性に出会いました。
おはようございます、の挨拶、犬の話を少々して、では、さようなら、
でお別れしたのですが、
しばらくして、この方、
戻ってきたのです。
そして、
一気に話始めました。
「相模原市は、元気な高齢者には、何もしてくれない。
遺族年金でやっと暮らしているので、どこかに友人と
出かけたい、と思っても、こんなにバス賃が高いと、
出かけられない。
相模大野までの往復で1000円以上かかる、食事して、となると、
とても、出かけられない。
田名方面に行きたいな、としても、高い
介護にならないよう頑張って暮らしているのに、
他で行っているようなバス賃補助を相模原市でも
おこなってほしい。
みんなで話しているのよ、
議員さんにも話してみよう、って」
この方はたまに、散歩中に出会う、という程度の方、
こんな風に
お話しいていただけるとは、驚きました。
常々、考えていることを
話したことですっきりした感じでしたが、
ばとんを渡された思いです
議会に年金者組合から、バス賃補助の陳情が署名とともに
出されたことが
過去にありました。
日本共産党市議団は賛成しましたが、
反対多数で不採択でした。
その要求は、本当に妥当なことだと思います。
新潟市に共産党市議団で視察に行きましたが、
高齢者の
「バス賃半額」で外出支援をするという制度がスタートさせていました。
横浜市の母もバス補助のカードを持って安心してバス移動ができています。
高齢者社会で、公共交通は路線、バリアフリー、そして、バス賃など、
環境を整えることが求められます。
後ろ姿を見送りながら、
相模原市で「豊かに、安心して」老後が送りたい、
願いを託された思いです。