今朝の赤旗から
南スーダンから自衛隊第1陣が、19日に帰国(約70人)の記事がありました。5月末までに350人全員が撤収、と。
国民が南スーダンへの自衛隊派遣に反対の声をあげていたのに、
強行!
新任務につくことから、最悪の事態も想定され、
祈るような思いで、家族、国民は、
自衛隊撤収をと、行動してきました。
この記事のなかで、
第9師団長のコメント
「自衛官であるので、肉体的な休養はすぐとれると思うが、
精神的な休養に時間がかかるかもしれない」と。
精神的ダメージへの懸念を示しています。
見た目は変化は見られなくても
心のなか、精神的な変化には注視していく必要があります。
この記事から、すぐに
高齢女性の話が思い出されました。
彼女の夫さん
中国戦線での「加害者」の立場で
恐ろしいことを実行してきた。
戦後、帰国、結婚。
妻には何も語らなかったが、
夜になると、大きな声、叫びでうなされる!
何回も。
そして
ある時、
妻に
自分の戦争体験、自分が行ったことなどを
話したそうです。
妻は、その話をだれにも話せずにいたが、
戦争法が国会で審議、強行採決で通過したとき、
決心。
二度と再び、
戦争させないために、
夫の苦しみを味わせないために、
戦争の事実、真実を
語る、ことを決心したそうです。
自分にできることを
残る命をかけて
「闘いたい」と。
「人間が人間の命を奪う」
ことになる戦争は
どんな大義名分をもってしても、
許さない!
過去の戦争犠牲者の御霊に報いる
のは、「戦争がその後再びは起こらなかった」ということ。
「戦争での犠牲者は生まれなかった」ということ。
そうでなければ、「犬死」になってしまう。
今年は憲法施行 70年
秘密保護法、戦争法を強行可決し、武器3原則を投げ捨て、過去最大に軍事予算を。
そして、今、共謀罪をなにがなんでも強行しようとする!
歴史の転換点で、
「時代」に生きる責任を果たしたい!
今朝の記事から。