2016/02/26

相模原市内の「無料低額診療所」は、2病院

医療費が払えない、医療保険証がない、
など、必要なのに医療にかかれない人に、
「無料低額診療所」があります。
「無料」あるいは、「低額」ということです。

無料低額診療事業を行う医療機関は、<1>診療費総額の10%以上の減免をした患者と生活保護の患者の合計が、全患者の延べ総数の10%以上<2>医療ソーシャルワーカーを置く<3>生活困窮者向けの無料の健康相談や講座を定期的に開く――といった条件を満たす必要があります。

医療機関側にとっては、税金面での優遇措置があるようです。

無料低額診療は、どの病院でも行っているのではなく、
医療機関が
県・市への届ける届け出制です。
国会で共産党小池晃議員が国の抑制姿勢を変えさせ、
全国で民医連病院、診療所などで増えてきていて、2012年厚労省調査では全国に558か所、とのことです。

相模原市内には2病院、
相模厚生総合病院(中央区、JR相模原駅前)と赤十字病院(緑区津久井)です

病院のソーシャルワーカーや相談員に相談し、
、早期発見、早期治療
につながることがいいのですが、
この制度、病院が市民にほとんど周知されていないのです。

貧困から、病院に行きたくてもいけない、
我慢をし、重症化、手遅れなどの事態になっている状況が広がっていると、
民医連などの調査結果もでています。

私も以前市議会で取り上げ、
必要な人が活用できるよう、市も積極的に
周知に努力し、病院側にも、表示をするなどの
お願いをするよう求めてきました。

「無料低額診療所」でネット検索してみてください。
必要な人に必要な医療を!