午前は地域の方と一緒に近所に「戦争法廃止を求める署名」のお願いに回りました。留守宅も多かったのですが、在宅で対話できた方とは、じっくりお話しすることができました。
その場で書いていただきたり、家人と相談してからという方もいたり、書いておきますので、あとで取りに来てください、という方もあったり。
嬉しかったのは、この方は賛同しないだろうな、署名無理だろうな、と私が勝手に思っていた方が、すぐに「署名しますよ。戦争は絶対にだめですよ」と。
打てば響く、ってこんな感じだろうな、というような体験となりました。
こつこつと1時間半ほど活動しました。一人ひとりが変わる、意思表示を迫られる歴史の転換点に立たされています。
こつこつと対話を続けていきたいと思います。
午後1時半からは麻布大学で開催された相模原平和委員会主催の講演会に出席しました。
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キャンパスは大好きです もう一度学生に戻りたい気持ちにさせます(麻布大学) |
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季節は巡る・黄金色のイチョウ、 はらはらと散って冬したく |
「幻の国・満州と戦争孤児」と題しての講演は、江成氏が撮った写真と語り、奥様の朗読です。
「声を、もたない人々を写真で。事実を極めることからはじめなければならない」、江成氏の戦争批判、ジャーナリズム批判、「人間愛」とこれを破壊する戦争への怒り、政府への怒りが爆発します。
人間へ慈愛、いくつしみの心、人間の人間たるこころを破壊させない、こと、過去と現在への「人間」への思いがあふれて、力強く心に響きました。
写真は、「事実」を示します。
「現代史に溝」がある、「事実」に向き合うこと、と語られました。
お元気に活躍されている江成氏、本市の宝です。
そのあとは相模原駅前、市民ギャラリーで開かれた、「詩と絵画のコラボレーション展」と、同じ場所で行われていた日本中国友好協会相模原支部主催の「1日本兵が撮った日中戦争展」に行きました。
「詩と絵画のコラボレーション展」は、地域活動支援センターカミングと南障がい者地域活動支援センターが行っていて、相模原市協働提案制度事業として実施されているものです。
詩と絵画のコラボレーション展とは、
「統合失調症やうつ病など精神に障がいを抱える人が紡ぎだした題材に、主に60歳以上の市民が相模原市あじさい大学の卒業生が絵を描き、その詩と一緒に展示をします。
この展覧会を通して、当事者のメッセージが社会に届き、人と人がつながり、障がいへの理解が広がることを目指しています。」
(実行委員会冊子より)
こうした取り組みはとても貴重なことだと思います。
毎年鑑賞させていただいています。
日本画家の戸田みどり氏が絵画教室をしていました。大勢の方が一生懸命、素敵な光景です。
戸田氏の「水」の絵が大好きです。「水」の絵は画家のこころを映しているように思います。
とても素敵な女性画家です。相模原市の宝です。
次にお隣で開かれていた、日本中国友好協会相模原支部主催の
「一兵卒が撮った日中戦争」の写真展に行きました。
「一人ひとりの兵士を見ると、みんなふつうの人間であり、家庭では良きパパであり、良き夫であるのです。
戦場の狂気が人間を野獣にかえてしまうのです。
このような戦争を再び許してはなりません。 村瀬守保」(パンフより)
南京虐殺や従軍慰安婦の「写真」がありました。
あまりに「地獄絵」、あまりの痛ましさ、人間の「鬼化」に、心がすっかり「冷えて、疲れて」しまいました。
もうなにもする気になれず、「お休み」。
戦争法は絶対に廃止に!
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海老名の「かかし」、田んぼでずっと何見てる? |