午後からの地域での議会報告会を終え、4時15分に駅前につきました。
駅前広場には大勢の聴衆が志位委員長の演説に集中しています。
![]() |
だいぶ、ぴんぼけ |
志位委員長の演説、途中から聞いたのですが、
大変迫力に満ちたものです。
国民連合政府の必要性、他野党との協議状況、各界の方との
懇談等の状況、など、共産党の本気度が伝わり、
何としても来年の参議院選挙で、
そして、戦争法廃止、安倍政権打倒し、集団的自衛権を撤回させる
政権、国民連合政府を!
一番印象に残ったのは、最後ごろ。
1億総活躍批判、うんぬんかんぬんのあと、
「今、国家の暴走が個人の尊厳を壊している、
国会の元に個人があるのではなく、一人、一人の個人の幸福のためにこそ、国家がある」的発言です。
「個人の尊厳」、高らかな言葉です。
「尊厳」という言葉の神々しさ、この言葉を使うとき、人類社会の歴史、進展を感じるからです。
人間として、誰しもが等しく持っているのが「尊厳」
基本的人権、という言葉よりも、厳粛なものを感じます。
有限の人生、我が身の「尊厳」、生かし切れているだろうか、
他やあるいは、自分で壊していないだろうか。
以前、大江健三郎氏が、朝日新聞紙上でのコラム(?)発言のなかで、
「子どもに徹底的に必要なのは、自尊心」とか、あったように記憶しているのですが、
子ども、と自尊心、結びつかなくて
気になっていた言葉です。
この「個人の尊厳」を自らが意識すること、自らの尊さ、
他との比較でなく、他の評価ではなく・・・・
「生きる」「有限な存在、人間として生きることの絶対的尊さ」
確か志位委員長は、憲法13条が一番大事、そのための民主主義とか、
このような話をされたと思う。
で、憲法を紐解きました。
憲法第13条
「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法、その他の
国政の上で、最大の尊重を必要とする。」
13条には、「尊厳」という言葉はありませんが、尊重という言葉には、ドキッとしませんが、尊厳という言葉には重いものを感じます。
「国家の暴走で個人の尊厳が壊されている!」
高齢者、若者、子供たち、障がい者・・・・・非正規雇用労働者・・・・・
虫けらのように扱われてきた過去の民衆、国民
「一人ひとりの尊厳」は勝ち取ってきたもの
歴史の逆光を許さない
安倍政権打倒!国民連合政府を!