「全国商工新聞 10月12日号」の記事から
この記事、数字は元静岡大学教授・税理士の湖東 京至氏
覚えておきたい数字なので、紹介(各社の最新決算に基づき2015年8月湖東税理士が試算)
(2015年) ー (前年)
トヨタ自動車 2,594億円 ー1,402億円
日産自動車 1,212億円 ー 757億円
ホンダ 869億円 - 432億円
マツダ 734億円 - 363億円
ソニー 596億円 - 389億円
三菱自動車 591億円 - 339億円
キャノン 493億円 - 380億円
村田製作所 331億円 -151億円
パナソニック 269億円 -143億円
新日鐵住金 148億円 -72億円
なぜ増えるのか? がちゃんと説明されています。
◎事業者が納める消費税は、年間の売り上げ額に8%をかけた金額から 年間仕入れ金額を差し引いた額を納める(仕入税額控除方式)
◎大企業は単価をたたいて下請け業者に納品させ、実質的に消費税を払っていないのに、払ったものとして8%の仕入税額控除をうける
◎輸出売り上げには8%をかけるのではなく、ゼロ税率をかける
トヨタは消費税1円も納めてない?
トヨタ などは還付金額を公表したいないので、推計計算した数字のようですが「還付金があることは否定できない」とのこと。
政府財務省の予算案説明で、
平成25年度の還付金 3兆2237億円
26年度 3兆2920億円
27年度 4兆4736億円
税率が上がれば上がるほど、大企業は還付金額が増える!
消費税、中小零細事業者は、死活問題。
年度末納税時期になると、四苦八苦する税金ですが、
「大企業への税率8%で還付額は1.8倍に」
10%増税も迫ってきますが、「待ち望んでいる」大企業があるんですね
財界は、さらに消費税増税と法人税引き下げを要求しているとか