2015/05/29
「積極的平和」とは、貧困、抑圧、差別など構造的暴力がないこと!
安倍首相の「積極的平和主義」、「平和、安全」 という言葉と行おうとしていることの
許しがたい乖離。「国民を言葉で愚弄する」もので、真逆の言葉でごまかしや詭弁を弄する
もので、なんとも腹立たしい思いがしていましたが、
今日の赤旗1面、堀尾輝久 日本教育学会長の「今言わなければ」の文章に、
「エッ!」。
堀尾氏は、
「歴史教育では、加害責任をどうするか課題です」と。
この後の文章も紹介します。
「まずは、事実を知ること。普段はいいオヤジであり社会人が、なぜ戦場では残虐に
なれるのか。人間とは何なのかと問いを持つことで認識は深まります。
日本軍の非人道性を問うだけでなく、戦争に向かう国家を肯定していった教育とマスコミ、
そして国民一人ひとりの意識の歴史を批判的に学ぶことが、戦争法案を阻止する力に
なるでしょう。」
戦争法案、ストップの力は、国民一人一人の意識。
今日、午後7時からツレとみてきた映画「望郷の鐘」、
長野県満蒙開拓団、敗戦8月の3ヶ月前に
国にだまされて、満州に「夢」を抱いて渡った映画。
騙した国と騙された国民。
今、
教育とマスコミが操られ、
戦争できる法整備と増税、軍事費増大と社会保障削減。
情勢でいえば、実にタイムリーな映画を見ながら、
「騙されない」国民であるか否か
今後、徹底的に重要になってくる。
戦争は戦闘員だけでなく、非戦闘員をも、「非人間性」に追い詰めていく、この映画で
人間性を奪う戦争に痛みを覚えます。
堤未果氏の「政府は必ず嘘をつく」と、
志位委員長の国会質問 、を視聴。
国会中継です。
http://www.jcp.or.jp/web_mov/2015/05/528.html