2015/03/01

3月1日演説会 MY原稿

自己紹介
 皆さん、こんにちわ。ご紹介いただきました、市議会議員の松永ちか子です。
 今度の選挙で5期目をめざして参ります。
 政令市になって、2回目の選挙、前回以上の厳しい選挙戦の様相になっていますが、私は、私に託された願いをまっすぐに
市政に届け、誰もが安心して住み続けられる相模原へ、住み続けたいと誇れる相模原にするために、なんとしても、勝ち抜く決意でございます。
 まず、始めに皆様の大きなご支援、こころからお願いします。

市政の対決点について
 今度の選挙での、市政の対決点については、中野渡市長予定候補より、後ほど、詳しいお話しもあると思いますが、
 間違いなく、相模原市にとっては、歴史的な分かれ道、分岐点となる選挙になると考えています。

  
 リニア新幹線駅建設をチャンスとばかりに、バラ色に描く人と企業に選ばれるまちづくりーこの暴走を許せば、膨大な市税の投入となり、福祉、教育始め、市民サービスが削減あるいは、抑制されていくことになることは間違いありません。
   
 国民の声を聴かない、安倍政権の暴走同様、大型開発暴走の市政をストップさせ、住んでいる市民の声、願いこそが大事にされる市政実現に、中野渡市長を誕生させていこうではありませんか。

議会の役割と、オール与党の市議会の現状
   
    皆さん、市長が暴走しようとしている時、では、市議会の状況はどうでしょうか。 市議会はチェック機関としての役割を果たしているでしょうか。 現状は、市長の暴走をストップするどころか、後押しする、与党議員の発言が相次いでいます。

 基地返還跡地に市役所移転をとか、国際会議場=コンベンションホールをとか、JR横浜線の立体交差化を、など、バブルの時のような大型開発を促進させ、市長を後押しする発言がほとんどです。

 こうした大型開発構想や計画であれ、市民負担増であれ、市長提案には、なんでも賛成しながら、市民の切実な願いが込められた陳情には背を向けるオール与党の議会はあまりに異常です。

例えば、 昨年12月議会に出された陳情で、「介護従事者の処遇改善を求める」陳情は共産党市議団のみが賛成、あとの全ての議員は反対でした。介護現場の人手不足、処遇改善が喫緊の課題となっているときに、地方からも国に向けての声をどんどん上げて行かなければならないときに、反対をしているのです。

 また、リニア新幹線工事着工に伴う環境影響を心配し、市の監視体制を求める市民の陳情にも日本共産党以外の全ての議員が反対という態度でした。

 市民の思い、願いが届かない、議会、議員の状況をみても、私は、日本共産党議員団の存在は多くの市民の意見、願いをまっすぐ市政や国政に届ける役割を果たす、貴重なかけがえのない、議席であることの誇りと、責任の重さを感じているところです。
   
市議団の実績
 私は、1期目から「赤ちゃんからお年よりまで安心できる市政を」の胸に取り組んできました。

 子どもは宝、1日1日成長する存在、として、子育て支援や教育の問題では、ハード面、ソフト面の拡充を求め続けてきました。
 日本一位と三位のマンモス校を解消し、繰り返し、「少人数学級」実施を求め、現在小学1、2年生、そして、中学3年生の35人学級がモデル実施されています。

      不登校問題や教職員の長時間労働解消も求め続けてきました。
      中学校給食の実施は繰り返し、求め続け、実現。
子ども達の貧困の問題に対応出来る専門家として、学校へのスクールソーシャルワーカーを各区に配置させました。
     
 子どもの医療費年齢引き上げも繰り返し求め、今年4月からは小学6年生まで無料へ、と一歩一歩前進充実が図られることになりました。
 相模原市は子育て世代が他自治体から転入してくる数よりも、他自治体へ転出する数が多いという実態があり、これは大きな課題となっています。
    子育て世代に魅力あるまち、住み続けたいと選んでもらえる相模原にしていくことは、市の将来を考えても喫緊の課題です。
     
 ●チェック機能を果たすと言う点では、私は、5億円の助成金が交付され、企業誘致をされた横河電機が、操業10年間という規定を守らず撤退することに対し、質問で取り上げ、問題化し、2億円の返還をさせ、条例の改正にも繋がることができました。
     
皆さん、私をどうか、引き続き議会へお送り下さい。

 広域交流拠点づくりのための調査検討費用だけでも、膨大ですが、今後いよいよ、市政史上最大規模の駅前再開発事業強行を許すのか、どうか、と言う点が問われてきます。

 また、今、市は公共施設、公共サービスの利用料、使用料に関する値上げや有料化計画について、消費税増税が実施されたから、と一時ストップをしていますが、これも、動き始める時がくると思われます。

 さらに、全国的な問題ですが、学校、公民館、始め、公共施設の統廃合含めた検討と実施が始まると考えられます。

 皆さん、真に住民の声を生かす地方政治を、とことん住民目線で市政を、というこの言葉は、単なる言葉でなく、今後の市民生活に大きな影響となってくる生きた言葉、対決の旗印となる言葉です。

松永の決意、公約

 私は4期16年の経験を生かし、皆さんと力を合わせ、住民要求の一つ、ひとつの実現に頑張ってまいります。

 5期目、送り出して頂ければ、引き続き、力を入れていきたい主なことは、子育て支援、教育の充実、高齢者支援など、福祉の充実と地域の中にある宝を生かした地域振興です。

 国の社会保障改悪が住民の命と暮らしをおびやかそうとするとき、自治体が防波堤となってまもれるかどうか、自治体に第一の仕事、福祉の増進に立ち返らせることが必要です。

 高すぎる国保税の引き下げ、減免制度の充実、各種負担軽減制度の市民へのお知らせと制度利用を促進するよう、引き続き取り組んでまいります。

 上溝や田名地域の方からは、医療費より病院に通院する交通費が高い、コミニティバスや乗り合いタクシーなどへの要望、カナチャン手形への助成、買い物難民など、切実な要求が寄せられています。実現にがんばります。
 子ども達や青年の問題は、一人一人の希望ある人生と市の未来に関わる問題としても引き続き取り組んでまります。

定数削減と今回の選挙目標、

  皆さん、 市議会には、5つの常任委員会がありますので、各委員会に日本共産党議員が所属でき、議案提案権ができる5議席と南区の藤井克彦県会議員候補、中野渡市長誕生に、お力をお貸し下さい。
  なんとしても、私の5期目、議員団の5議席、GOーGO-と、残る1ヶ月となりました選挙戦、全力でたたかい抜く、決意と皆様の熱いご支援を重ねてお願い申し上げ、 私の決意表明といたします。

ありがとうございました。

(原稿通り読んだのではなく、現場では、若干変えたりしていますが、ま、だいたい、こんな感じでした)