午前は、緑区にお住まいの方、現況をみかねたお友達が相談しようと、連れてきた72歳男性。
午後は、中央区にお住まいの方。心の病や、いくつかの病を抱えていて、妹さんと一緒に。
どちらも、人生の思わぬ展開で、我が身に降りかかってきた「苦難」を現在は必死に耐えてきて、限界点に達し、相談、生活保護申請に。
一生懸命に真面目に働き続けてきたけれど、自営業の倒産であったり、優秀な会社員であったが、病気、解雇に。お二人とも、実直な方。
家庭的には、妻が出産時に亡くなったり、解雇とともに、離婚であったり。
家族の人間関係も厳しい状況に。
一人なら、乗り切れるかわからない痛みと重みを、友人や妹など家族に支えられてきたけれど、
もはや限界。
お二人とも、ローンがはらえなくなり、自宅を手放さざるを得ないことに。
これまで、築いてきたものを失い、健康も失い、家族も失い、スタート地点に。
誰しも、まさか、我が身にこんな「苦難」が降りかかって来るとは思わないものです。
幸せの絶頂期には。
倒産、失業、病気、障がい、離婚、病気・・・・
まさか、自分が・・・!
歯車が狂った人生を認めることは辛いものです。
でも、生き抜いて行かなければなりません。
たくさんの申請書類を書き、お二人とも無事生活保護申請につながり、一定の見通しもつき、
やっと、少し、ほっとした面持ちに。
まだまだ、住宅探しなど、ハードルは高いのですが、
支え合って、頑張っていけると思います。
1日1日生き抜いていきましょう、と。
「社会保障」は命の砦です。
いのちと直結する制度です。
日々の生活相談の中で実感しています。
幸せ最中の人は最悪の事態をいまは想像できないかもしれないけれど、
「想像力」と「共感」をもって、「弱い立場に立たされたとき」の
制度の大事さを共有することが大事ではないでしょうか。
明日は我が身なのかもしれないのですから。
自己努力の限界はあるのですから。
やっとほっとしたと思ったら、
電話で、以前生活相談した方から新たなピンチの話が。
ややこしい話が終わったら、
マスコミ関係の方が見え対応し、
その後、介護保険課から
本市の介護保険料始め、新年度からの介護保険の説明を伺い
その後、軽度発達関係の現場の方のお話しを伺い、
やっと6時半に終わりました。
このところ、生活相談が相次いでいます。
現職議員の私達も選挙を戦っているところですが、
市民の相談は緊急を要する場合がありますので、
即、対応するようにしています。
2004年の私。 ん、あんまり変わっていない?
2007年の私。
2010年の私。 ポスター用ですね。少々不自然さが残る。
2013年の私、
アッ違った!
福島三春町の「笑顔の少女」だった!
やれやれ、こんな自然な笑顔、取り戻したいものです!