その中で、介護保険制度については、国の制度改悪はあり、
市民に今後どのような影響となってくるのか、心配されます。
まず、保険料についてですが、制度上、3年ごとに見直しの度に保険料が上がらざるを得ない
しくみとなっています。保険料値上げは制度構造上のものですが、これが、一人一人の
国民の負担としてみると、年金が低い、下がるなか、生活への圧迫となってきます。
介護保険制度が始まり、第6期が今年4月からスタートします。
基準額を見ていきますと
第1期 33,900円
第2期 36,900円
第3期 48,000円
第4期 45,000円
第5期 59,400円
保険料は12年間で1,7倍に値上げされています。
年金からの天引き、
「マクロ経済スライド」なる考え方で、これから、下がり続ける年金
上がり続ける保険料、となるのです。
高齢者の怒りと不安は当然です。
定例会議に提案されてくる
第6期(2015年度から17年度まで)基準額が
64,500円(第5期比 8,6%増)
現在保険料は所得別になっていて、12段階ですが、これを11段階に変更とのこと。
低所得者の負担軽減を強化するとして、公費で、(国2分の1、都道府県4分の1、市町村4分の1)
市は一般会計から介護保険特別会計に繰り出すことになるとのこと。
詳細なことはこれからの審議のなかで説明を聞いていくことになりますが、
国保税や、後期高齢者保険料なども高くなるなか、
利用料等も上がる、トリプルパンチです。
高齢者が肩身の狭い思い、小さくなって生きる、姿は
これからの高齢者、(すべての人は必ず高齢者になりますから)
国民全体の問題です。
介護報酬引き下げは介護現場、事業者にとって死活問題となってきます。
しいては、利用者にとっても、大きな影響が出てきますが、
高齢者の命や尊厳を守ることができるでしょうか
今日は高齢者施設で働いている方、二人、それぞれの現場の実態をお聞きしました
ともかく、人手が足りない、悪循環に陥っている、大変な実態です。
テレビで、軍事費が過去最高額に、
オスプレイや水陸両用車500両米国から購入とか、報道されていましたが、
日本は今
どこに向かおうとしているのか、
こうした数字にも危険な動きを感じます。
たった5センチ、でも可愛いつぼみが!