2015/02/11

ニーメラーの警句

今日の「戦争いやだ、9条守れ」2,11相模原市民のつどい で、

岡田尚 9条かながわの会理事代表の講演での資料や印象深い話から。

まず、紹介にあった、
ニーメラーの警句

「ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、
共産主義者ではなかったから何もしなかった。
ついてナチ党は社会主義者を攻撃した。
私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから
何もしなかった。
ついて学校が、新聞が、ユダヤ人等が攻撃された。
私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。
ナチ党はついに教会を攻撃した。
私は牧師だから行動したーしかし、それは遅すぎた。」


次ぎに妹尾河童

「私が少年「H」で描きかったことは、庶民にとっての戦争の悲惨さもあるが、
それより庶民は戦争への動きを何も知らされず、知ろうともせず
実は危険な道に向かっていたのに、神戸の街で、ずっと平和が続くと
思い込んで、のどかに暮らしている庶民の姿であった。
気付いたときは、もう引き止めようがなかった、
あんなことは、二度と繰り返すべいではない」

そうそう、
山田洋次監督の「小さな家」という映画を見たときも、同じように
庶民が戦争が迫っていても、「人ごと」。
戦争が始まっても「人ごと」。
自分が被害、犠牲になって初めて、気がつく、
取り返しのつかない、命を奪われてはじめて・・・。気がつく!

庶民と戦争へと国民を引っ張る側

最後に
「KY]「空気を読みすぎる、と、「シニシズム」(冷笑主義)からの脱却、決別を!

岸本祐紀子氏 のなかから、

「シニシズムの態度を貫けば、身の周りで起きていること、
自分が歩んでいる道は、自分を越えた何者かによって決定されており、
世の中そんなものだ。仕方がないね」と諦めてしまう。
そして可能性を信じて現状突破する方法を考え抜いたり、努力するのを
放棄することになる。
そういった考え方に基づけば、何事も発展させられない」

そうそう、このシニシズム、あるよね。
対話していると、います、います、こんな人。

空気とシニシズム、

歴史のバトンランナーとして、自分のできることで、自分の役割を果たしたい。

17団体のそれぞれのリレートークもとても感動てきでした。
会場は主催者が想定していた人数を超えて座りきれすに、立っているかたも。

相模原市のなかでの平和の共同戦線、こうして広がっていくといいな、とこころから思いました。