2013/12/26

年の瀬に。年収200万円以下

今年も残す事、後、5日。

役所は明日まで。

このぎりぎりの時に生活相談が入ってきます。

今日の男性は40代ですが、体を壊し、仕事が続けられなく生活保護受給していて、住まいはNPO

施設。しかし、ここにいては、「自立」が難しくなる、と考え、必死で仕事を見つけ、アパートも安いところをも見つけ、ようやく、保護から卒業。

ところが、16万、15万の新聞配達の収入ではぎりぎりの生活のところに、

市から生活保護費の過分支給の分の一括返還を求める督促状が。

電話で今の生活状況を話してもだめ。

容赦なく、返還を求める。

この方の保護費は約12万円台、仕事に就き、収入が得られ、その額が保護費をうわまっていれが、保護廃止。

その事は当然なことでしょうが、給料日と保護費支給日、保護廃止決定日など、タイミングで、この方は1ヶ月分の借金を背負うことになってしまったのです。



生活が楽になったのではなく約7万円近くはNPO施設を出て、一人出暮らしていけるための、アパートの初期費用です。

16万台の収入では、諸諸の経費を支出すると、手元には8000円近くしか残らない。

ノートにはびっしり、家計の収入と支出が記されています。

とても「健康で文化的な生活」、「自由」とか、「ゆとり」とか、ほど遠い状況です。

年収200万円以下の生活がどんなに厳しいものであるかを語ります。

それでも、しっかり本を読み、新聞を読み、政治や世の中のことをもっとちゃんと知っていきたいとの、前向きな姿勢を持っておられました。

年収200万円以下の人が1000万人。

消費税8%、10%となれば、低所得層ほど、直撃します。



休みなしできた疲れがでてきたようです。

明日、仕事納めの日ですが、生活相談が入ってきます。

夫が入院。医療関係費が高い。夫の年金のほとんどが消えてします。妻は年金3万円。

暮らしていけない!



家族が病気、入院、生活していけない!

このところそうした相談が多くなってきました。



年の瀬。新たな年を迎えて、少しエネルギ枯渇気味。