今年も残す事、後、5日。
役所は明日まで。
このぎりぎりの時に生活相談が入ってきます。
今日の男性は40代ですが、体を壊し、仕事が続けられなく生活保護受給していて、住まいはNPO
施設。しかし、ここにいては、「自立」が難しくなる、と考え、必死で仕事を見つけ、アパートも安いところをも見つけ、ようやく、保護から卒業。
ところが、16万、15万の新聞配達の収入ではぎりぎりの生活のところに、
市から生活保護費の過分支給の分の一括返還を求める督促状が。
電話で今の生活状況を話してもだめ。
容赦なく、返還を求める。
この方の保護費は約12万円台、仕事に就き、収入が得られ、その額が保護費をうわまっていれが、保護廃止。
その事は当然なことでしょうが、給料日と保護費支給日、保護廃止決定日など、タイミングで、この方は1ヶ月分の借金を背負うことになってしまったのです。
生活が楽になったのではなく約7万円近くはNPO施設を出て、一人出暮らしていけるための、アパートの初期費用です。
16万台の収入では、諸諸の経費を支出すると、手元には8000円近くしか残らない。
ノートにはびっしり、家計の収入と支出が記されています。
とても「健康で文化的な生活」、「自由」とか、「ゆとり」とか、ほど遠い状況です。
年収200万円以下の生活がどんなに厳しいものであるかを語ります。
それでも、しっかり本を読み、新聞を読み、政治や世の中のことをもっとちゃんと知っていきたいとの、前向きな姿勢を持っておられました。
年収200万円以下の人が1000万人。
消費税8%、10%となれば、低所得層ほど、直撃します。
休みなしできた疲れがでてきたようです。
明日、仕事納めの日ですが、生活相談が入ってきます。
夫が入院。医療関係費が高い。夫の年金のほとんどが消えてします。妻は年金3万円。
暮らしていけない!
家族が病気、入院、生活していけない!
このところそうした相談が多くなってきました。
年の瀬。新たな年を迎えて、少しエネルギ枯渇気味。