昨日、午前中は党の会議、そして、午後2時からソレイユで行われたリニア学習会「環境影響評価準備書の問題点」ー日本自然保護協会の辻村千尋氏に参加しました。
市内11回のJR東海による、リニア説明会は昨日で終了しました。(訂正します。18日鳥屋地域センター、最終日)
私は3箇所に参加しましたが、説明?を聞いても「安心だ、納得」という心境には至りません。
安全だ、問題ない、基準以下、だ、の繰り返し。
気になる点については、技術評価委員会のお墨付きがある、会社のノウハウ等と明らかにしません。
不完全燃焼的な気持ちが残らざるを得ないのです。
私の最も気になる点、「活断層を横切っても大丈夫なんだろうか」に辻村氏の講演では、「横切ってはならない」と。明快に回答しました。やっぱり、そうか、という感じです。
JR東海に説明では「トンネル工法をこのように、強化、補補強するから、大丈夫!」と説明していましたが、巨大地震、必ず発生すると言われているのに、本当に回避できるのか、素人は判断できませんが、JR東海の説明がすとんと入ってこない。
辻村氏は
JR東海は「できる限り短く通過する」としていますが、「断層が動いた時、地盤の変位を止めることは現在の土木技術では不可能」と。
いつ断層が動くか、わからない、断層を横切ったら、
断層がずれたら、リニアはどうなる?
人の命の問題、
保証できない、ゼロでないのに、
対処できないのに、横切ってはならない、横切るものはつくるな
きっぱりと明言しました。
そう、人に命の問題、自然を甘くみてはならない、
専門家のかたが、科学的知見に基づき、勇気を持って発言してほしい。
環境関係審査会が今後始まってきます。注視していきたいと思います。
2番目に気になっていたのが、水がれの問題。