2020/06/30

4月27日に住民票がないと?①

何回かお知らせしていますが、この間、ネットカフェの利用者だった方が
コロナ感染症の関係で、派遣の仕事が無くなったり、少なくなったりで
手持ち金もなくなり、ネットカフェも続けて利用できなくなった! 

という方の相談がつづけざまに入ってきました。

先ず、はじめの方は、社員寮だったところに住んでいた方。
4月27日段階で、住民票がまだ、社員寮のところに残っていたので、「定額給付金 申請書」が送付された。
ところが、もうその会社は離職したので、社員寮からでていかなければならない、その住所に郵送されても、居住はしていない、ということから不達、
市に返送されてきているはずです。

 で、本人は労災で休業中、すぐに復帰できないので、生活保護申請、住まいの確保
が実現し、新たな住民票へ申請書を郵送してほしい、と市にお願いしたら、OK、となったそうです。
 めでたし、めでたしです。

で、その方が同じネットカフェでたまにお話していた、という方の相談を持ち掛けてきました。手持ち金も底をつき、完全なホームレス状態になりかねない、という方のようです。

 お話しを伺い、逼迫した状況であることは明らか。
派遣会社から派遣されて働き続けてきたのですが、コロナ感染で、仕事がばったりとなくなった。蓄えでネットカフェで過ごしてきたけれど、手持ち金1000円。
新たな派遣会社の2日間の賃金が今日入ってきたので、今日は泊まれるけれど、
派遣先への交通費や食事代は必要。

食事も1日、1食、2食。
この方の場合は派遣会社から新たな仕事があり、今のところ、賃金が入ってくるのは
幸いですが、1か月フルに働けるかどうか・・・

足が痛くて、ずっと立ちづけていればいいけれど、座ってしまうと、痛いと。
病院はお金がないからずっと行っていない・・・・・

1日、1日の生活。過去には有名な企業に30年間近くも勤務していたのですが、
交通事故、本社移転など、様々なことで、今日の状況に。

1か月だけでも、
先ずは生活保護で食べていけるように、住まいを確保できるようにして、
数か月先、派遣がフルに働ければ、卒業・・・

さて、定額給付金は?と区民課で住民票を取ると、この方の場合は「住民票がない!」ということが判明しました。
住民票のあった住所を出てから、3年間位たっていたので、職権で住民登録の抹消されていました。
今年4月27日づけでの住民登録がない!  と、どうなるか、
国は通知を出していますが、現実の道のりは厳しい!

 4月27日時点、ネットカフェにいたのか、ホームレスだったのか、????

ネットカフェだったことが間違いなければ、管理人が同意すれば、そこを居住地として、住民票をつくり、問題解決となりますが、同意がない、とか、ホームレスであった場合は?   簡単ではありません。

国の通知では、「ホームレスらから相談があった場合、住民票や住民票の除票がある市区町村を探すなどの対応を求めた」、と新聞記事にありました(6月18日 神奈川新聞)

さて、ここから、また、長い旅路が始まります。
諦めるには「10万円」この方にとって、あまりに大きな金額です。
携帯も持っていない、PCもできるかたですが、PCもない、
お鍋もない、冷蔵庫も洗濯機も洋服も、多くのものがない!のですから・・・
あきらめないで、10万円手にすることができるよう、粘り強く
伴走していきます。

住まいは確保でき、明日からやっと自分の部屋で寝ることができます。
やっと不安から少しだけ解放されました。

一人ひとりん人生にじっくり耳を傾けると、小説よりも奇なり、の世界があります。
懸命に生きる・・・
生き続けること、

俺の人生まんざらでもなかったな・・・と思えますように・・・