2020/02/05

基地対策特別委員会で、岩国市視察


山口県 岩国市 

 ●岩国市の市勢概要 (議会事務局より)

平成18年 1市7町村の対等合併を経て、山口県内5番目の都市。

人口 134,197人(H31,4,1) 議員定数 30人

(本市は72万人 議員定数46人)

 H31年度一般会計当初予算 763億6千万円

   内、国有提供施設等所在市助成交付金 24億6800万円 (構成比 3.2%)

 

2月4日  愛宕スポーツコンプレックス施設見学

      クリーンセンターから対岸 米軍、自衛隊 基地視察

 

パンフレットに基づき、野球場エリア、陸上競技場エリアを、説明していただきました。 これらの施設は、沖合基地用に愛宕山を削った、その跡地に建設され、この施設は米軍、市民が利用に供されている地域です。

 周辺には、ほとんど民家住家はありません。

     

      野球場エリアには、野球場、ソフトボール場AB 芝生広場、バーベキュウがふんだんに、配置され、市民にも人気があるとのことです。

陸上競技場エリアには、陸上競技場、カルチャセンター、バスケットボールコート、サンドバレーボールコート、テニスコート、ランニングコースも充実していて、どの施設の使用料は極めて低額です。米側、市民双方で使用しています。

 

     稼働率はとても高いとのことです。市長は、「基地との共存」を理念にまちづくりを進めているとのことですが、祭り、スポーツ、文化、教育等様々な「国際交流」というか米軍関係者との親善交流の深化を推進していることがうかがわれます。

     全体建設関連費が500億円という数字には、ただただ驚き、複雑な思いがしました。

    

  岩国市資料によりますと、厚木からの艦載機移駐後(H30年3月末)の状況は、

   騒音の増大、 4月~5(空母着艦資格訓練)では、5日間で290件の苦情が市の寄せられています。 なんと時間外夜11時とか、深夜12時等の訓練の騒音発生も。移駐後は8割の地点で増加、H30年度の年間W値(うるささ指数)は比較可能な25地点のうち、23地点で増加しているとのこと。着艦訓練の時期により、苦情件数は増減しているようです。

     移駐完了直前年度との比較がありますが、4月から8月までは、8割の地点で増加している。9月10月は9割で減少、11月から2月まではそうか、3月は全地点で減少、と詳細な分析資料がありました。

 

     防衛施設周辺整備では、H23年度以前、24年度~毎年、H29年度までの数字が示されています。13区分補助対象事業費、補助金額の数字です。

     最も増加したのが、「周辺補償」、H24年度 、3千万円 事業費67億円、うち補助金42億円。補助金額 合計を見ると1486億円、H徐々に増加し、H30年度は101億円となっています。

 

   H31年度の一般会計当初予算が763億円ですので、101億円(国、市の補助金)

   の割合がいかに大きいかに驚きます。

 

     岩国市、クリーンセンターから米軍基地を見学しました。

     米艦載機 2機の離陸時のすさまじい爆音には、心の底から驚きました。

     市街地、工場地上空を避けるために、当初予定地より1キロ沖合に建設したとのことですが、とても耐えがたい爆音です。厚木基地周辺から艦載機が移駐し、こうして訓練が行われてい時代はいつ訪れるのだろう、紛争解決に、こうし軍事的な膨大なエネルギーを使うのではなく、対話で平和を築くこと、人類はまだ到達できないまま、野蛮な状況なのだろうか、と悲しい思いがしまし     た。未来への課題、次世代への責任を感じました。

 

  2月5日 市役所で総合政策部基地対策課より、本市からの事前質問に対する回答、説明を受けた後、質疑が行われました。

 

 岩国からの提供資料では、

     基地問題の庁内体制 総合政策部基地政策担当部長 1名

               基地政策課長   1名

                   班長   1名

                   班員   3名

                  総勢    6名(部長含む)

     岩国基地 *米海兵隊岩国航空基地 海軍

          :海上自衛隊岩国航空基地

          

        厚木基地からの移駐 2017年 262戸

        ロードマップでは、空母艦載機 60機が厚木から

岩国へ移駐

        所属部隊 海兵隊、海軍合計120機、最近は機数の情報提供がされないとのことで、 日本の自衛隊機と合わせ、150機程度ではないか、とのこと。

 

       そのほか諸諸の所属部隊が存在

        人員については、H29年以降は非公開なため、確定人数は分からない。約1万人?明確ではないようですが、13万人市民、米関係が1万人というのですから、まさに基地の町。市長は、「市政発展のために、基地を「生かしていく」との考え。

        岩国、錦帯橋空港、基地内仕事を地元に、英語教育、スポーツ、文化、日米交流等、基地全面返還とは、前提としている部分が若干違うと感じました。

       離発着回数については、H29年度以降は非公開。

H28年度は約54000回 

       市民からの騒音苦情件数 H28年1925件、H29年3003件、

                   H30年 5176件

    基地の沖合移設

     S43年の米軍板付基地の墜落事故をきっかけに同種の戦闘機が

岩国基地に配置されていることから、沖合移設へ。過去30年間にわたり、要望してきて、H4年国が移設推進決定。H8年着工。金額がすごい。H8年からH22年度かでで、約2560億円。

 H30年3月に完了。厚木基地からの空母艦載機の移駐、

 米側とは、飛行規制に関する米協議会確認事項、飛行方法・着艦訓練、エンジンテスト、その他、を定めているようですが、遵守されてい累計728億円なり。

 

 基地との交流については、「日米の相互理解と親善を深めるうえで、大きな成果をあげている」と。

 

 岩国市からの提供資料のなかで、で、騒音に関する苦情件数(岩国市受付分)H17年度からの数字のデータがあります。航空機騒音だけを見ますと、H17年度 は731件、

H20年度、1726件、H29年度 3077件、H30年度 5428件、R元年度 3158件 となっています。

 

続いて、錦帯橋、基地交付金等での施錦帯橋、基地交付金での施設見学

「岩国シロヘビの館」「鵜施設」に見学へ。

 

  静かな空と引き換えに綺麗に改修された施設に複雑な思いがしました。