生活相談のなかで、「高すぎる国保税」払えない、病院にかかれない、重症化、典型的な事例が持ち込まれました。
2世帯同居世帯ですが、母のみが無保険。
息子世帯の扶養にはなってなく、息子の社会保険にも入っていない。
2か月で2万円レベルの年金、とてもとても国保税が払えない。
無保険のまま、3年間、具合の悪い時は売薬で。
今回相当悪く、我慢に我慢を重ねてきたけれど、ついに病院に。
重篤な事態で即入院。
国保加入、世帯分離して、治療へ。
この方の場合、月1万円程度の年金額になんと国保税は2000円(市の担当職員の示した数字)
払えるわけがない!
この方が滞納してきたわけがここにありますが、もっと世帯全体の問題として、対応を考えるべきだったと思いますが、改めて国保税は高い!
何しろ、赤ちゃんまでも「均等割」を払わなければならない、
収入がなくても、低くても「平等割」を払わなければならない不平等!
日本共産党は1兆円を投入して協会けんぽ並みの国保税を、と主張しています。(全国知事会も)
日本共産党中央委員会試算では(モデル世帯で比較)
相模原市
年収400万円4人世帯で
国保税 340,175円
協会けんぽ 198,600円
年収240万円単身者
国保税 148,275円
協会けんぽ 119,160円
年金夫婦世帯 (夫の年金 230万円 妻 50万円)
国保税 132,955円
協会けんぽ 59,675円
これは何かの間違いでは?
何故こんなに高い?
均等割、平等割、があるからですが、安倍首相さえ、「構造的に問題がある」との認識を示しました。