2014/11/05

橋本でのJR東海、リニア「事業説明会」、「安心」にはほど遠い、これから改善へ?

;午後6時半からのJR東海による、「リニア、事業説明会」に出席しました。
会場に着くと、主催者が2階席へどうぞ、と誘導。
ん、1階席は満席だからかな?、と言われるままに2階席へ、
ん、見ると、1階席空いている席、結構あるじゃありませんか
ん、質問するかもしれない、2階席では指してもらえないかもしれないし、
と、1階席へ移動。

何故、満席状態でもないのに、2階席に誘導する?とこの時点で、すでに不信感。
これまでの説明会と同じように、写真とるな、録音するな、マスコミは初めだけ撮影OKと。     JR東海側は写真とりますよ、録音しますよ、と。
ここでも、不信感。

そして、質問は1回、3問目まで。再質問は認めない、この姿勢、以前と同じ。
ここでも、不信感、
背広族が「不自然」に多い。
説明会が終わると、「拍手」が。
ん、これは動員してるな、の感じありあり。

さて、内容へ。

入り口で渡されたパンフは「環境影響評価書のあらまし」(H26年 8月)
とA4 3枚、6Pの「事業説明会」用資料。
説明者側は8名
スクリーンによる説明は30分間
その後質疑応答。

事業の意義について、説明では、リニアによる、「スーパー超巨大都市圏」が出来ること。
これは国の基本戦略、グランドデザインであると。
国の後ろだてがあることを強調

何故、巨大都市圏が今必要かの説得力ある説明はなし。
地方を破壊、疲弊させながら、「地方再生」を叫ぶマッチポンプの自民党政権。
「地方再生」をいいながら、「巨大都市圏」を創設しようとする矛盾。

市川宏雄氏の「リニアが日本を改造する本当の理由」の本のなかで、「少子化進行で、
人口減少社会を迎え、減少してしまった労働人口を効率的に活用するためのまさに、
その時代に適合した交通システムと言える」と主張している。
東京圏と名古屋、大阪圏が一体化した都市圏になることが、眼目。
ここは、共感支持は全くできないけど、推進側の意図が「なるほど、そこになるのか」と。
「リニアの輸出」も強力な推進理由だと思うし・・。

用地取得、買収等の新たな項目も若干ありましたが、質問、回答、これまでのやりとりと同じ角度が多かったと思いますが、
そのそも「事業説明会」といいながら、「詳細な事業説明」にはなっていない。

建設発生残土も7割は、具体的なことは全く示されない。
したがって、搬送道路、最終処分先、利用先も???のまま。

磁界の問題でも、国の基準値を大きく下回っていますよ、公開測定しましたよ、
測定方法だって、国際基準に則った、適切なものであることを確認していただきまたよ、と。

でも、車内の数値が心臓のペースメーカーの人への影響の数値をうわまっている、環境省への報告の
数値と同じ数値で、この問題をクリア出来ていない!。
改善すべき大問題であり、現時点ではまだ改善されていないこと、これから技術改善していく??
「事業説明会」の時点で、これから改善していく、、、、なんて状態の水準なのに、「ご理解」できますか!

地下水等への影響も「それならば、安心した、問題なさそうだ」という境地になれるような説明はなし、
これまでの説明のまま。なんら変わっていない。
入り口に「井戸調査」受付なんてコーナーがありましたが、何これ!
事業者が当然、事前に行って影響がない、可能性があるので、補償するとかの問題ではないのでしょうか!

今回の説明会で初めて聞いた(と思う)のが、「送電線の移設」、「関係者と協議していく」と。
これは、関係住民にとっては大きな問題です。

相模原に転入してきて驚いたのは、「高圧線」「送電線」、住宅や保育所、学校」等、近接して
送電線があること!
高圧線の下、周辺に何故?

事業説明会ですから、何故移設するのか、どこに移設するのか、駅建設には立ち退きが生じますが、送電線移設においても生じるのか、この補償はどうなるのか、
次回聞いてみたい点です。

騒音、振動の件ですが、基準値以下だから問題ない、との説明ですが、
現在ゼロのところに、基準値以下であっても、相当な騒音、振動が恒常的に発生することになります。
地下鉄など現在各地にありますが、500キロレベルのは、ないのですから、この影響をどうみるか
です。健康上問題はないのか、不安になります。
山梨実験線の場合、見学館の前を通過するときは明らかにスピード落としています。
200キロ、300キロ程度なのではないかと思われます。
リニアの500キロで「飛んでいく」振動、音とはレベルが違うのだはないでしょうか。
説明会では、「今後、低減を図っていく」としていますが、これも、これから?

たんたんと、ともかく、説明会を「滞りなく」完了するということだけ。
これで、来年から工事着工?
スケジュール消化のような場面

無責任すぎるように思います。
自然破壊、生活環境破壊、取り返しのつかない事態になったとき、責任の明確化を現時点でも
はっきりさせるべきです。
専門家、研究者の警告を真摯に受け止めるべきです。
一旦中止し、十分な検証、議論を求めます。

昨日の赤旗まつりで不破さんが、「科学の目で、日本の戦争を考える」の講演で
日本の侵略戦争が世界に類のない、無責任体制であったかを解明しています。

福島原発事故でも、無責任。
リニアでも無責任では教訓を生かしていません。
同じ轍は踏まないことを望みます。