2014/02/08

水源地域対策特別委員会視察、感想

2月6,7日、特別委員会として、松阪市視察にいきました。報告、感想です。



●2014年2月6,7日

●三重県松阪市

●テーマ:①顔の見える松阪の家づくり推進協議会について

②木材コンビナート  ウッドピア松坂について(現地視察)

●感想

人口16万人規模、データで、興味深く思ったのは、総合計画2010年に策定、計画期間は2011年~2013年、 将来都市像は「市民みんなで幸せを実 感できるまち」。「市民みんなで」とか、「幸せを」とか、共感出来ます。 実に短期間の「総合計画」期間も驚きです。  本市の総合計画、基本構想期間は20年間先の都市将来像というですから。期間を長期間に設定するのは、いかがなものか、と総合計画策定委員の時に、発言 したのですが、当時は、誰も、賛同するものはなし、で異様に長期間設定の総合計画なっているのです。

以下資料や説明から

●6日 「顔の見える松阪の家づくり推進協議会」 について

H,16年設立、事務局は松阪地区木材協同組合,林業家・ウッドピア松阪協同組合・商工会議所・建築家クラブ・建設労働組合、 松阪市など31名、

●取り組み  (市単独事業)  ①地域材利用促進支援事業 ではイベントでのPR活動などの費用への2分の1支援     事業費80万円 の2分の1以内  40万円  ②松阪の家 住宅基本設計支援事業  事業費は15万35棟分 で、375万円  H19年度からスタートし、毎年伸びてきて、H25年は35棟と。

市の目標は年間30棟 市内の新築500棟うち、木造住宅300棟の10%30棟に15万円の支援を、という制度。     この制度には基準があり、該当しないと、適用支援金が公布されないシステムを構築。

目的は地域材普及ですが、設計、木材供給、施行、と連携しながら、住民にとっては、安心システムです。H25年度は消費税増税前の駆け込み需要の関係が増加していますが、増税後の影響は見えていません。

あかね材(スギノアカネカミキリによる食べたあとがある木のこと)構造上も、耐久上も問題が内木材を「エコブランドあかね材」として、「あかね認証機構」が定める規格基準を満たしたものを積極的に活用していく工夫のようです。

林業が国際競争にさらされ、価格競争に勝てない、山が荒れ、林道整備、製材所、後継者不足など、日本の林業の課題はあまりに大きい。

法律で国内産材の活用、公共施設等に努力義務としていますが、松阪市、まだ具体的目標、数値はないようですが、確かに難しいことだと思います。

今後公共施設の改修、改築が迫れてきますので、そうした機会に最大限活用していくこと、そのことが可能な国、県の支援は必要ではないかと思います。

7日 松阪木材コンビナート

事業主体 ウッドピア 松阪協同組合 (組合員数32名ー森林組合、原木市場、製材市場等)     41Ha 原木市場、製品市場、販売センター、各加工     総事業費約142億円(造成等 70億円、施設整備 72億円) 国2分の1補助、県、受益者となっていますが、県負担分は少ないようです。

総合流通加工基地、集約し、「定時、定量、定質、定価格、品揃え」を目指す。製造供給体制により、販売を行う、という戦略と。全国初の安定供給体制とのことです。

各工場等を順次説明して頂きながら、視察をしましたが、需要はどうか、こうしたシステムがこのような大規模に集約され、機能していることに驚きとともに、木材生産者のとっての採算ベース、がどうなのか、需要の動向など、気になる点でした。

木質バイオマス熱利用にむけても、第一工場、第二工場と機動していくようですが、     自然エネルギー利用の側面からも、期待していけること、需要拡大に関しては、公共部門での活用など、市として可能な工夫努力をし、支援していくことも必要ではと思います。

林業産地ととしての歴史と実績、一定の集約可能な規模があり、実現できたのではないか、と思います。     本市において、何を参考にし、どんな課題解決に生かせるか、まだ明確に掴みきれないのが正直なところです。

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